北極圏のラップランド地方に位置するキールナは 1900年に鉄鉱石の採掘が始まり 鉱山の町として大きく発展した 創業当時は露天掘りで採掘が行われていたが 現在は1000mの地下を採掘していて 町の中心部の下まで迫っている 2050年を目途に町全体を鉱山の北側に移動する計画と言う 北緯67°51′ 東経20°32′ キールナ スウェーデン 13/2/2018
ホテルの窓から見たキールナの鉱山
キールナのスキー場
町のメインストリート
ロビーにあった雷鳥(ptarmigan)の剥製
町のショップで買った雷鳥のウッドクラフト バーチの木かと聞くと「ノー, バ[ur]ーチ」だと発音を直された
スカンディック フェルム ホテル の前の広場 13/2/2018
アットホームなホテルのレセプション 夜中にオーロラ観察から帰ったとき 有料のコーヒを一度ただにしてくれた
すっかり雪で覆われた交差点のモニュメント 赤ミカゲ(グラニット)も白ミカゲだ
雪を背負ったトナカイ像
八角形の「火の見櫓」のある消防署
キールナ教会 1912年鉱山会社LKABが寄付をしてこの教区に初めて教会が建てられる
ラップコータと言うサーメの小屋をかたどった赤色の木造建築 2001年スウェーデンで最も美しい建築に選ばれる (カスパー・サリン賞受賞)
木造のトラス構造がスケルトンとしても生かされて装飾されている キールナ教会
オーロラをイメージしたカーテンが天井に飾られる 昼食のレストラン 氷のホテル ユッカスヤルヴィ 14/2/2018
アイスホテル 入口看板
屋根の上に犬ぞり
氷のホテル 2003年12月完成 冬季70日間限定営業 ホテル入口の扉にはトナカイの毛皮が貼られている ナイスマッチング! キールナの東17km ユッカスヤルヴィ は人口500人の小さな村 村を流れるトルニ川から切り出された透明度の高い氷がここで使われている 今回は見学だけですが 本来宿泊を売物にしているホテルです 利用者は別室のロッカー・シャワールーム・トイレが使えます 室内は
-15℃位に保たれており 寝るときは-15℃に耐えられる寝袋を貸してくれます ユッカスヤルヴィ
ホテルの通路 クリスタルは清楚な感じはあるがまるで無機質 なにかBGMが欲しい 14/2/2018
氷のチャペル 透き通った氷のせいで身も心もクリーンになった気がする 結婚式も予約すれば可能です 牧師も出張サービス シャンデリアは氷に光ファイバーが通されている
普通の部屋もあるがこの氷の部屋でも泊まれます
マットとトナカイの毛皮はあったかそうだ ただし ホテルの寝袋を使います
世界の氷彫刻アーティストの力作がある 日本からは酒井治慶氏も参加
アイスバー 氷のシャンデリア・カウンター・イス ・ワイングラス
このオフィスで「犬ぞり」のアクティヴィティーを申し込む 他に氷の上のフィッシングもあり 釣れた魚は焼いてくれるという では 「釣れなかったら」と聞くと「ランチは無し!」と笑った
シベリアンハスキー犬がほとんど
目が黄色いのに驚いた 拡大!
牽引中の犬たち 15/2/2018
準備に余念のない犬ソリのスタッフ 5頭の犬が 操縦する人と座る人の2人乗りのソリを引きます 犬は平均的に自分の体重分の荷が引けます 体験者はブレーキの操作だけでよく 犬が周辺の決まったトレイルをガイドの支持でまわります ついつい 犬に負荷をかけるのが気の毒で ブレーキが遅れがちになります
このDog sledgeアクティヴィティーは混成インターナショナル 手袋はミトンタイプでインナー2枚の上に起毛の手袋 を 靴下は登山用の一番厚いのをはいていたが 更にその上に厚いのを1枚とブーツもワンサイズ上にはき替えろと言う これで十分だと言うと「Believe me !」と言われる 極地用のオーバーロールは潜水服のように重たい もう出発前に汗びっしょ! キールナ 15/2/2018
途中で何度かソリを止め 前後の対列をチェック 犬にもみんなくせがあり引く方向が微妙に違う
車も人通りもほとんどなく 静かで 電飾がきれいな深夜のキールナ郊外
オーロラのヴューポイント Camp Ripan まで歩いて向かいます
オーロラポイント キャンプリパン 15/2/2018
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15/2/2018
キャンプリパン キールナ スウェーデン 15/2/2018
このオーロラは生き物のようにみるみる長く伸びて 波を打ち始め 渦を巻きながらフェイドアウト
ノールランストーグ鉄道(1902年全線開通した旧名オーフォート)はボスニア湾のルーレオを発しキールナを経由してナルヴィクに至るスカンジナヴィア最北の路線 名前はノルーウェーのOfotenから取られていたが スウェーデンではその本来の目的から 鉱石鉄道(Malmbanan)と呼んでいた キールナ スウェーデン 16/2/2018
通りかかった除雪車
15分の停車と聞いてホームに降りる
窓から凍結したトルネ湖がのぞく
SJ スウェーデン国鉄 ノールランストーグ鉄道 「撮り鉄」ではないがちょっと撮ってみたくなる
アビスコ駅 周辺は国立公園内にトレッキングコース(王の散歩道と呼ばれる)がある
断崖を縫うようにトンネルを通り抜け スウェーデンからノルーウェーへ国境を越えた スウェーデン
国境のトンネル地帯をすぎるとU字形のフィヨルドが見え始める ノルーウェイ 16/2/2018
タンカーがゆったりと航行するフィヨルド
大きな吊橋がもう完成間近だ 小規模なロンバーク橋に替わるものだろう 16/2/2018
ナルヴィクに到着
ナルヴィク駅舎
駅舎内に展示してあった「クズリ」の剥製
クズリは食肉目イタチ科 北欧・北米・アジア北部に棲息する 英語名 glutton
ここからハシュタまではバス
Kong Olavs veg のナルヴィクとハシュタのあるヒン島を結ぶ美しい吊橋 手前ヒン島側
ハシュタ はヴェストローレン諸島のヒンオーヤ島にある
北緯68°48′ 東経16°32′
ハシュタの港
スカンディック ハシュタ ホテル
ハシュタ 翌朝手前のクルーザーのオーナーにであった 今夜もオーロラに期待だ 16/2/2018
ハシュタ アウン山 サーミ人の運営するオーロラヴューポイントより 黄色いオーロラも出る ハシュタ 16/2/2018
テントの灯りも絵になります
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アウン山 ハシュタ 16/2/2018
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ハシュタの街の灯りも映り込んだ
湾内のポンツーンに係留していたケッチのクルーザー
聞くとオランダ製でハルは60ミリ厚のFRPだとか
テンダボートー代わりにカヌー も積んでいる
Kenichi Horie は知らなかった 17/2/2018
今日はハシュタから ロホーテンの方にバスハイキング
この辺は小規模の牧場も多い
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一路 ロフォーテン へ
大きなフィヨルドではないが 幾重にもつながり 自然の厳しさと繊細さを併せ持つ景色
オーストネスフィヨルド 今日は快晴で山や教会が鮮やかに水面に映りこむ ロフォーテン 17/2/2018
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オーストネスフィヨルド 岬の突端には白壁と赤い屋根の小さな教会があり 右奥には氷河が削った荒々しい岩肌の山が連なる
昼食のホテルのレストラン スヴォルヴァール
ロビーを飾る油絵 ガラス 窓越しの風景?
もしかしてギネスに載るような地図では?
スヴォルヴァールの町
スヴォルヴァールの山羊 高さ約200m 全くアングルも悪くズームも効いていませんが 左のこぶのそのまた右の先端がさらに小さく2つに分かれているのが角の部分 ロッククライマーに人気 !
カベルヴァーグ ロフォーテンで最も古い町の一つで ロフォーテンで最初の教会や「ロルブー」ガ造られた
ノルウェー語で「ロル」は人「ブー」は泊まるを組み合わせて 昔の漁師小屋を意味する
現在は多くがこれを改装してロフォーテン特有の宿泊施設としてつかわれている 17/2/2018
カベルヴァーグ 西側の入江 ピンポイントのカラーヴァージョンです 手前はスプルースの木
ノルーウェイの王 エイスティン 像 ?
解読不能
カペルバーグ のパノラマ 北東から南東方向へのアングル 17/2/2018
今日は土曜でパパは子供とスキンシップ カベルヴァーグ 17/2/2018
カベルヴァーグ教会
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海に突き出したコテージというところでしょうか この辺は赤色の外壁と白色の窓枠の外観の家が多い もともとのロルブーの赤色は 鱈の油に動物の血を混ぜて塗った色が定着したという 今はもちろん化学塗料だが 漁師の家には補助金が出ているという
帰りも フェリー乗場で休憩
ハシュタまでもう少し
今夜はレヴェル5のオーロラショーに魅了されました ハシュタ 17/2/2018
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ハシュタ 17/2/2018
V字形になってからまた変化が始まる ハシュタ 17/2/2018
変化するオーロラ ① →
変化するオーロラ ② →
変化するオーロラ ③ →
変化するオーロラ ④
このオーロラが 100km以上もの上空でおきているとは思えない 1時過ぎまで撮り続けた
ノルウェー エベネス空港 より コペンハーゲンへ
カステレット要塞 17C港の入口防御のために造られた星形の要塞 デンマーク
人魚の像 「世界3大がっかり遺産」の1つと言われるが レプリカながらこの時間帯は逆光で「がっかり」本当に久しぶりのご対面になりましたが かっては盗難で行方不明にもなったそうです コペンハーゲン 19/2/2018
アメリエンボー宮殿側からフレデリクス教会を見る
熊の毛皮の帽子を冠った衛兵の交代セレモニー
フレデリクス教会 ノルーウェイの大理石をふんだんに使ったロマネスク・バロック様式 1894年完成
「愛の誓いの 危うさ」の証しでしょうか
アンデルセンはこの周辺で18年間住んだ
ニューハウン 運河沿いにカラフルな木造住宅が並ぶ 木造帆船も負けじと並ぶ 1670年に建設されたニューハウンは「新港」という意味 長い航海から帰った船乗りたちが解放された場所
この時期 隣国オランダのデルフトではフェルメールが活躍していた
おしゃれな車の「移動」コーヒーショップ
ストロイエ デンマーク語で「歩く」の意味 風格あるロイヤル・コペンハーゲン本店やブランドショップが並ぶ
ロイヤル・コペンハーゲン本店 GL階 店内
店内のスタッフ
鸛の噴水の後ろは カフェノルデンとニコライ美術館
奥には北欧ルネッサンス様式のラウンドタワー 17C 天体観測の為に建てられる 18C ロシアのピョートル大帝が馬で、エカテリーナ妃が4頭立ての馬車で駆け上がったといわれる コペンハーゲン 19/2/2018
位置情報はご覧のとおりです
白海を過ぎた ロシア上空
機内からの撮影 画質はわるいですが 翼が入ってなにかファンタジック「地球の自転によっておこる壮大な大気の流れ・・・・・」 歳がわかりますね SAS ロシア上空
「カーテンコール」のオーロラを見ることができ 機上でご協力を頂いた方々有難うございました